名古屋から東京までサイクリング 第0日 名古屋ー岡崎間35㎞ 日進・みよし・豊田の小丘陵地帯を行く
はじめまして。
社会人になり、全く運動しなくなりました たかしゃち です。
健康上の理由からとりあえず自転車で実家に帰ろうと思いまして、だいたい下の図のようなルートで名古屋から所沢まで370㎞走りました。
これから自転車を中心とした旅行記を連載しようと思いますので、もしよかったらご覧ください。
第0日
2020.05.15
地下鉄に飛び乗り(というのは言葉のあやで駆け込み乗車をしたわけではない)、家に帰えり、前日のうちに詰めておいたサドルバックを装着し、リュックサック背負い自転車に乗って家を飛びだそうと思った。
よく考えたら今日の行程は名古屋市昭和区から東岡崎までの30キロ強しかないので夕飯後に出発しても間に合いそうだ。
八事という大学が多く集まる街を通るので、そこで夕飯を食べよう。
名城大学と中京大学(おまけに放送大学)といういかにも学生が多そうな大学を有する八事なら安くボリューミーな夕食が食べられるであろうという算段だ。
18時45分に昭和区の家を出てのんびりで走っても19時には八事についていた。
コロナ対策のためどこの大学も休校しているので周囲の飲食店はどこもシャッターを下ろしている。
仕方がないので八事から岡崎方面に進んで日進という町のファミリーレストランに入った。値段相応、可もなく不可もなく。
日進市は丘陵が多いようだ。距離にして200mの上りあり、150mの下りありといった感じで少しずつ登っていく。
これを何度か繰り返してみよし市に入る。
このあたりからトヨタ自動車やその下請け工場が目立ってくる。
夜の20時になろうかというこの時間も名古屋から岡崎を結ぶ県道56号線はトラックが多く怖い思いをした。
あえて幅寄せしてくるトラックや不要なクラクションを鳴らしてくるトラックもいて腹も立った。
並行してバイパスが走っているが、旧道でもこのトラック量というのは世界企業のトヨタの力を現わしているのだろうか。
みよし市を抜け豊田市の南端をかすめて矢作川を渡ると岡崎市だ。
岩津天満宮で有名な岩津に入るもこの時間の参拝は非常識と考えて通過。
岡崎城の横を通るも時刻は21時をまわっていたため、入ることなくこれも通過。
しかし矢作川に架かる橋から緑色にライトアップされた岡崎城の天守を望むことができた。
最近、医療従事者に感謝を示すブルーライトアップは最近よく聞くが、緑色というのは珍しい。
ネットで調べてみると白色のライトで照らしているが、緑色に見えるからPhotoshopで補正したというブログを見つけた。
本当は岡崎城も近くでゆっくり見たかった。
昼間に来るべきだっただろうかとちょっぴり後悔しつつ21時20分に目的地の東岡崎駅に到着した。
駐輪場を探しているときに雨が降り始め、駐輪場に自転車を止めたときから本降りになってきた。
今回は宿泊費節約のため、自分だけ名鉄に乗って自宅へ帰る。