長野から群馬までサイクリング 新幹線輪行と国道18号を走る1泊2日 碓氷峠編
前回の続きです。
初日は日が沈んだ後も走り続け、やっとの思いで軽井沢まで辿り着きました。
今回は地獄の朝食ビュッフェを乗り越えてからは、下り坂地獄、そして高崎から太田まではひたすら平地を走ります。
枕詞に地獄をつけただけで盛り上がるわけでもなく、いたって普通のサイクリングです。
キツイ峠もなく、悪天候の見舞われることもなく半日ほどで太田に到着しました。
その模様をご覧ください。
最終日
2020.05.24
7時起床、7時半からホテルで朝食バイキング。結構本格的で中でもカレーが美味しい。
バイキングといえば同行の友S君。重度な貧乏性の彼は毎度バイキングで限界以上に食べるため、食後30分はトイレから出ることができない。ひどいときは半日グロッキー状態になる。
食事を終え、準備は完了したが、案の定S君がトイレから出てこない。
9時頃ようやく腹が落ち着いたようなので出発する。
今日は最終日、群馬県太田市にあるS君の家が目的地である。走行距離は79km。
軽井沢駅前のホテルを出ると緩やかな登りが続き、これから峠に差し掛かることをペダルの重さが感じ取る。
体が温まっていないので10分ほどのんびり走っていると「群馬県」という看板を越える。どうやら登り区間は終わってしまったようだ。
というわけで群馬区間に入る。
碓氷峠を下り、途中眼鏡橋など寄りつつ、また下り、「峠の釜めし」こと横川のあたりから斜度は緩くなるものの、下り。
磯部のあたりからやっと平地を走ることになるが、やはり下り坂が多めである。
こんなに下っているわけだからあっという間に高崎についてしまう。
バイキングを荒らしまくったS君はまだ腹が減らないというので、休憩もせずに玉村町、伊勢崎市と過ぎて
12時30分、太田市に到着した。
なんともあっけない最終日だ。
なんだかこぎ足りないので、太田市のシンボル的存在の金山を中腹まで登るも、疲れたのでUターン。山麓の太田マダムが集うイタリアンでランチをして、今回の旅を締めた。
前回と併せて愛知県,静岡県,神奈川県,東京都,埼玉県,群馬県,長野県と走ってきたわけだ。
公務員という(今のところ)土日がしっかりと休める身分ならば、1年で47都道府県、一筆書きの要領*で走破できるのではないだろうか。
東海道サイクリングが2020年5月15日スタートであるから、2021年5月14日までに全都道府県を走ることができるのか。
この既に誰かがやっているであろう、壮大で新鮮味のない実験を見守っていただければ幸いである。
* 前回のゴール地点を次回のスタート地点とすることとする。また前回のスタート地点を次回のゴール地点としたり、前回のスタート地点や中継地を次回のスタート地点とすることも可とする。